自作ロボットが激突 観客からは大きな歓声
ロボット同士の異種格闘技戦「かわさきロボット競技大会」の決勝トーナメントが26日、幸区堀川町の川崎市産業振興会館で行われ、前日の予選を勝ち抜いた48チームが熱いバトルを繰り広げた。
出場ロボットは、幅25センチ、奥行き35センチ、高さ70センチ以内のサイズで、重量は3・5キロ以内。腕と脚を持つ形状で、無線で動くのが条件。障害物のおかれている1・9メートル四方のリングで、相手を場外に出すか倒れている相手を10秒間押さえるかで勝敗が決まる。
投げ技や体当りなどでロボット同士が激しくぶつかると、観客からは大きな歓声があがっていた。
同大会は、市と市産業振興財団が若い世代に、ものづくりの楽しさや関心を深めてもらうことを目的に毎年開催している。今回で19回目。
出場ロボットに手足の装着を義務付ける大会としては国内最大級の規模を誇る同大会。メカトロニクス、エレクトロニクス、コンピューター技術を融合してロボットを製作することから「ものづくりの登竜門」としても知られている。今大会には全国から204チームが参加した。
小中学生以下を対象とした「ジュニアロボット部門」も行われ、32チームが大人に負けないほどの熱戦を繰り広げた。
結果は次のとおり
『バトルロボット部門』▽優勝=神奈川工科大学ロボット学研究部・中嶋有介さん(ロボット名=まだ出来てないの、)▽準優勝=立命館大学ロボット技術研究会・岩政恒史さん(ロボット名=鎬)▽3位=RRST OB(立命館大学ロボット技術研究会OB)清水英樹さん(ロボット名=FUN)『ジュニアロボット部門』▽優勝=川崎市立大谷戸小学校・小野製也君(ロボット名=X1 3号)▽準優勝=川崎市立西中原中学校・小野友幹君(ロボット名=Xprime)▽3位=川崎市立東橘中学校・眞野凌太君(ロボット名=一方通行)
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