神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2012年9月21日 エリアトップへ

ワンセグ試行で4者協定 専大、民間2企業、市

公開:2012年9月21日

  • LINE
  • hatena

 専修大学と富士通株式会社、かわさき市民放送株式会社(かわさきFM)、川崎市が11日、エリアワンセグの活用策を連携して検討する4者協定を結んだ。今後は地域活性や防災の分野での活用を視野に検証を重ねる方針。

防災、スポーツ振興に活用

 エリアワンセグは携帯端末向けの地上デジタル放送システム。狭いエリアに限定して映像を配信する。

 専修大学・ネットワーク情報学部の福冨忠和教授らはこのエリアワンセグを学生や教職員に対する情報発信に活用しようと、生田キャンパスに基地局を設けるなどして、映像の配信を行ってきた。この「生田キャンパス周辺エリアワンセグ情報配信サービス」は2011年3月、総務省が進める「ホワイトスペース特区」に認定され、富士通株式会社やかわさき市民放送株式会社(かわさきFM)などと共同で「かわさきワンセグ」として本格的に実験を開始。生田校舎内だけでなく、市防災訓練やカワサキハロウィンパレードなどのイベントで実験放送を行ってきた。

 今回の協定はこうした取り組みに加え、今年4月にエリア放送免許が制度化されたことなどを受け、より有効なワンセグの活用を模索するために締結された。協定では、これまで行ってきた活用実験「かわさきワンセグ」を継続的に試行することに加え、4者が▽放送人材の育成▽商店街等の活性化▽文化・芸術・スポーツ等の振興▽安全・安心なまちづくり―などの分野で活用策を検討していくことが決められた。

 新たな取り組みとしては、市が地域活性化を目的に応援しているアメリカンフットボールの実況放送を行う(上表)。競技場から半径数百メートルのエリアに解説付きの中継を配信し、ルールが分からないことで観戦から遠ざかっていた人にアメフトの面白さを伝える取り組みを実施する。

 今月1日・2日に、麻生区で行われた市の総合防災訓練では、上空のヘリコプターがとらえた映像を防災本部テントに送り、テントからワンセグ配信をするなどの実験も行われ、防災の分野での活用についても、引き続き検討を重ねる方針だという。
 

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月29日

タクシー同様の運用に

ライドシェア

タクシー同様の運用に

「日本型」で4月開始

3月29日

先生ボクサー「子どもに夢を」

新田ジム 林さん

先生ボクサー「子どもに夢を」

プロデビュー戦に挑む

3月29日

斎藤優貴さん市長訪問

川崎市出身ギタリスト

斎藤優貴さん市長訪問

3月29日

トライアスロン練習会

トライアスロン練習会

4月14日、大師河原で

3月29日

完成内覧会に350人

ごみ処理施設「橘センター」 高津区

完成内覧会に350人

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook