神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2012年11月30日 エリアトップへ

新生ミューザ来春幕開け 震災被害から復旧へ

公開:2012年11月30日

  • LINE
  • hatena
復旧工事が進むミューザ川崎シンフォニーホール
復旧工事が進むミューザ川崎シンフォニーホール

 川崎市は今月20日、ミューザ川崎シンフォニーホールの来シーズンのラインナップを発表した。4月7日のリニューアルオープンコンサートを皮切りに『新生ミューザ』の幕開けとなる。

 ミューザ川崎シンフォニーホールは、東日本大震災で天井仕上げ材などが落下し、現在復旧工事が進められている。市は、復旧工事が95%以上完了し、再開への見通しがついたことから20日、2013〜2014シーズンのラインナップを発表した。国内外のオーケストラを中心に約80公演を予定している。市によると「来シーズンは、クラッシックファンから初心者までが幅広く楽しめる、ラインナップを用意している」という。

 新生ミューザの幕開けとなる4月7日の「MUZAリニューアルオープンコンサート」では、川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団が登場する。同楽団の音楽監督であるユベール・スダーン氏がタクトを振り、ブルックイーの交響曲第9番とテ・デウムを演奏する予定となっている。

 来シーズンの目玉企画となるのが、来秋に予定されている「海外オーケストラ・ウィーク」。「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」、「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の世界3大オーケストラが来日し、コンサートを行う。「世界3大オケが来日し、日本で5日間に続けてコンサートを行うのは非常に珍しい。最高峰の音楽が楽しめる、またとない機会」と関係者は力を込める。

 その他にもフェスタ サマーミューザやこれまで他会場で行われていたモントルー・ジャズ・フェスティバル、7月1日の「市制記念日」をミューザの日として、ミューザを丸ごと楽しめる催しなどが準備されている。

 関係者は「安心して音楽を楽しんでもらえるホールに生まれ変わった。4月1日のリニューアルオープンを楽しみにしてほしい」と話し、ミューザ川崎を訪れていた幸区の女性からも「2年間待ちに待っていたので、リニューアルの日が楽しみです」と語った。

 チケットは12月中旬から順じ販売していく予定。

 詳細・問い合わせについては、同シンフォニーホール【電話】044・520・0200まで。
 

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

公示価格、上昇幅が拡大

公示価格、上昇幅が拡大

川崎区は商業地が8%以上

4月5日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook