仕事と育児で意見交換 中原でフォーラム
仕事と家事、育児の共存(ワーク・ライフ・バランス)をテーマにした男女平等かわさきフォーラム(川崎市、かわさき男女共同参画ネットワーク主催)が先月20日、中原市民館で開かれた。
パネルディスカッションには、サッカーJリーグ・川崎フロンターレプロモーション部部長の天野春果さん▽(株)ダンウェイ社長の高橋陽子さん▽NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の吉田大樹さんが登壇。東京女学館大学教授で市男女平等推進審議会会長の加藤千恵氏の進行の下、3氏はワーク・ライフ・バランスに関するプロモーション活動の成功談や実践報告を行った。
川崎フロンターレの天野さんは、市内の銭湯利用と男性の育児参加促進を狙いとした「イクフロ」プロモーション活動を紹介。「銭湯に未就学児を連れた親子の姿が見かけられ、喚起させることができた」と語った。
知的障害のある子どもを抱え障害者の就業支援を行う会社社長を務める高橋さんは、会社設立までの経緯を話した上で「自分の得意、不得意な分野があってもできないところは仲間が補ってくれている。仲間の支えがパワーになっている」と述べた。
3児のシングルファザーである吉田さんは自身が「(家事・育児の際)ついイライラして子どもを怒鳴ってしまうこともある」と述べた上で「パパたちがもっと子育てや家事に主体的に関わらないとママたちの気持ちも分からないし、負担も減らない。パパがどう子育てに関わっていくかを夫婦で話し合ってほしい」と訴えた。
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市政レポート
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