神奈川県行政書士会川崎南支部の支部長に就任した 小松原 励さん 川崎区藤崎在住 40歳
誠意尽くして会を牽引
○…川崎区と幸区の行政書士96人が所属する「神奈川県行政書士会川崎南支部」の第7代支部長に今月11日、就任した。昨年までの6年間は副支部長を務め、会員のスキルアップを図る勉強会の開催などに注力。中島弘太郎前支部長は「誠実な性格で、先輩後輩問わず信頼が厚い。その人望で支部を盛り立てていってほしい」と期待を寄せる。「支部の長い歴史に恥じぬよう、事業をしっかりと継続したい」と抱負を語る。
○…行政書士の仕事は、官公庁に提出する営業許可や事業承継の申請書類、契約書、遺言書などを依頼者の要望に沿って作成すること。ただ、仕事内容があまり認識されていないのが、会としての悩みの種。だからこそ「行政書士という仕事の知名度を高め、もっと利用される士業を目指したい」と力を込める。今年度は川崎、幸両区役所での無料相談会の継続に加え、地元経営者に対してのアピールとして「ビジネス勉強会や交流会の開催にも力を注ぎたい」と意欲を見せる。
○…立教大卒。法学部での経験を生かそうと行政書士を志し、97年に資格を取得した。その後、3事務所での業務を経験し、05年に実家のある旭町に個人事務所を設立した。以来、依頼者の「想い」を大切にした文書作成を心掛けている。本業のかたわら、地域活動にも積極的に参加する。18歳で入団した川崎消防団第2分団では、月2回の訓練に汗を流す。また、昨年までは川崎青年会議所でまちづくり活動に従事。卒業後は川崎ライオンズクラブに所属するなど、交友と見聞の幅を広げている。
○…事務所開業前にはスキーに没頭し、年に20日間以上滑ったことも。全日本スキー連盟の技能検定で1級の腕前だ。現在は夫人と2歳になる娘さんとの3人暮らし。休日には動物園や水族館に出かけるなど、家族サービスに。食器洗いや風呂掃除もこなし、士業のみならず「オヤジ業」にも奮闘中だ。
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4月19日
4月12日