川信で強盗訓練 「防犯意識高まった」
川崎信用金庫京町支店で13日、強盗訓練が行われた。川崎警察署の警察官2人が強盗に扮し、職員を人質にとって窓口の女性職員2人に刃物と拳銃を突き出し、現金を要求した。
「手を挙げろ」「ガソリンをまくぞ」という怒鳴り声をあげる犯人に対し、職員らは冷静に対応。後方にいる職員が迅速に通報ボタンを押し、前方の職員は現金をわざと落として警察官が駆けつけるまでの時間を稼ぐなど、連携プレーで対応した。
窓口担当の吉澤麻衣子さんは、「今日は訓練だと予め分かっていたから冷静でいられた。でも、突然来られたらどうなるか…」と感想を話した。普段は預金係でこの日は吉澤さんと窓口を担当した川村晴日さんは、「疑似体験することで、防犯意識が高まった」と話していた。
生活安全第一課の中西和宏課長は、「お客様の命と自分の命を一番に考えて、落ち着いて行動してほしい」と、職員達にアドバイスしていた。
県内では藤沢で2011年6月に郵便局強盗が起きて以降、金融機関での強盗事件は発生していない。
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4月19日
4月12日