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川崎区・幸区版 公開:2013年9月27日 エリアトップへ

東海道かわさき宿交流館の館長に就任した 青木 茂夫さん 横浜市在住 72歳

公開:2013年9月27日

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地域交流の拠点に

 ○…10 月1日のオープンを目前に「皆さんがどんな感想を持たれるか、少し緊張しますね」と、胸が高鳴る。「東海道五十三次の宿場として栄えた川崎宿を検証するような施設を」との地元民の声が形となった。「期待を背負っているので、飽きられないような施設にしたい。『川崎にこんなところがあるんだ』と思ってもらうために、現代技術を使った表現方法を取り入れ、質の高さとユニークさにこだわりました」と意気込む。

 ○…館内には、川崎市の航空写真を時代ごとに見ることができるタッチパネル形式のモニターや、江戸時代の衣装を着て写真が撮れるコーナーなどがあり、「エンターテイメント性を意識した」と言う。「江戸から現代までの川崎の変遷を、整理された形で見ることができるのは楽しいと思います。ぜひ来て下さい」とPRにも力が入る。また、何度でも足を運んでもらいたいと、企画展やイベントなどを展開していく予定だ。

 ○…大師出身。「東海道は大動脈。生まれ育った川崎にこういった施設ができるのは感慨深いものがある」。市役所に入り、97年から99年には中原区長に。01年からはかわさきファズ株式会社で6年間社長として辣腕をふるい、06年にオープンした「川崎市アートセンター」で、初代館長として4年間勤務。アートセンターならではの価値観で数々の名作を掘り起こすなど、近隣のシネコンとの差別化を図った。その経験を生かして、今回も他の施設とは一線を画そうと、飲食ブースや周辺散策マップの配布を企画するなど、独自の色を出す。

 ○…「人間、大事なのは動くことと食べること」と言い、時間の許す限り、朝ご飯の支度も自ら買って出る。休みの日には、趣味のジョギングに汗を流す。「当館をきっかけに、五十三次の旧宿場に次々と同じような施設ができる起爆剤になりたい」。大きな夢とともに新たな川崎の歴史が幕を開ける。

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