市長選挙 投票証明書提示で割引 川崎駅前仲見世通りで実施
「店頭に貼られているポスターが目印」と寺田専務理事
27日に投開票される川崎市長選挙の投票率の向上を図るため、川崎駅前仲見世通商店街（関功郎理事長）などで「選挙割（せんきょわり）＠川崎」と銘打った取り組みが行われる。参加店舗で投票証明書を提示すると、割引やサービスが受けられる。
市選挙管理委員会によると、前回の川崎市長選挙の投票率は36・09％、川崎区では35・17％と低迷している。投票率アップと商業活性を目指す取組みが「選挙割＠川崎」だ。
横浜市中区を拠点にホームページデザインを行う「ワカゾウ」が企画。同社は横浜市長選挙などで同様の取組みを展開している。ワカゾウ社の提唱に賛同した同商店街有志が協力し、川崎でも実施されることになった。
参加するのは、中華、和食、バー、レストランなど川崎駅前仲見世通りやラ チッタデッラ近くにある13の飲食店。若者の低投票率が懸念されていることから、「20〜30代が利用しやすいような店が多いのが特徴」と同商店街専務理事の寺田哲也さんは話す。
サービスは、投票が終了する27日午後８時から11月10日まで行われる。目印は川崎市選挙管理委員会が作成した投票啓発ポスターが店頭に貼られている店舗。期間中、各投票所で受け取った投票証明書を提示すると「食事代の総額から10％の割引」や「カクテル50％ＯＦＦ」といったサービスが受けられる何度でも提示することができる。
寺田さんは「市民にとって大切な選挙。若い方に関心を持っていただけるきっかけにしていただき、多くの店を利用していただきたい」と呼びかける。
参加店舗は次のとおり（順不同）▽Ｂａｒ ＨＡＳＨＩＳＨＩ▽餃子 太陸▽Ｗｏｏｄ Ｓｔｏｃｋ▽鉄板ダイニング酒武来▽溶岩石焼き酉鳥▽Ｒｏｏｍ▽Ｃａｆｆｓ▽サボテン仲見世店▽クラッシーズ▽シーハーズ▽ＨＡＬＦ ＭＯＯＮ▽蕎麦の実▽Ｔ．Ｔ ＢＲＥＷＥＲＹ
告知期間中、参加店はコースターでＰＲを行う
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