気持ちもクリーンに 中高生らが落書き消し
念入りに落書きを消す生徒
落書きを消して、街の美化と治安維持を―。川崎ロータリークラブ（酒井一宏会長）主催の落書き消し活動が９日、川崎駅周辺で行われた。当日は区内中学、高校の生徒28人や、近隣町内会の参加者ら総勢80人がチームに分かれ、１時間以上かけて道路端の柱や路上設置機器に書かれた落書きを消して歩いた。
作業後は、東海道かわさき宿交流館に集合して各校の生徒と大人の参加者とが一緒になって感想を話し合い、生徒は「清々しい気分になった」「道行く人が声を掛けてくれてうれしかった」と話していた。「今度は公道だけではなく、店などに書かれた落書きも許可を取って消したい」といった意見もあがった。
また、スライドを使ってそれぞれの学校での清掃活動やボランティアなどの取り組みを発表する場も設けられ、参加者は皆、熱心に聞き入っていた。
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