勇気ある行動を表彰 小学生２人が消火活動
山口署長（後ろ）から贈られた表彰状を手にする遠藤君（右）と武井君（左）
川崎消防署は３月１日、火災を発見して初期消火活動を行った区内の小学生２人に、感謝状と記念品の携行型魔法瓶を贈った。
表彰されたのは、小田小学校６年の遠藤翼君と武井馨（かおる）君。２人は学校からの帰宅途中だった１月20日の午後１時頃、京町３丁目８番１号先の道路脇のごみ集積場で、ビニール袋に入ったゴミと防鳥ネットが燃えているのを発見した。燃えているゴミを足で踏みつけて火を消そうとしていたところ、近くを通りかかった宅配便の運転手が、ペットボトルの水で完全に消火した。
山口高広署長は、「いざそのような場に遭遇しても行動に移すことはなかなか難しいと思います。２人の勇気ある行動が被害の拡大を防いだことに、心から感謝します」とコメントを述べた。
遠藤君と武井君は、「火が見えたので無我夢中で消しただけです」と話していた。
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