川崎区版 掲載号:2014年6月20日号

インドの伝統祭

市役所通りで大パレード 文化

日本の文化芸能と共演

川崎小学校で行われた昨年の同祭
川崎小学校で行われた昨年の同祭
 一昨年からインドの伝統祭「ラタジャトラ」を川崎市内で開催している「オディサ コミュニティージャパン」(以下OCJ=べヘラ・スワディヒン・クマル代表)が6月29日(日)、念願の大規模パレードを市役所通りで開催する。

 ラタジャトラは、インド南東部・オリッサ州で6月から7月に行われ、毎年100万人以上の人出で賑わうとされるインド最大級の祭り。市街を埋めるほどの群衆が、ヒンドゥー教の神「ジャガンナート」を乗せたカラフルな山車を引き、伝統音楽に乗って踊り、歌いながら練り歩く。

 オリッサ州ゆかりの在日インド人を中心に組織されたOCJは、日印文化交流を目的に08年から毎年「ラタジャトラ」を開催し続けてきた。12年に在日インド人が1000人以上住む川崎市に会場を固定してからは、交通整理などの問題を想定して大通りの使用を避け、小学校のグラウンドや体育館を使用する小規模な開催に留めていた。

 「それでも、本場と同様に大きな通りで、大人数でパレードをするのが念願でした」とOCJのメンバーの一人、ベヘラ・プラテイマさんは話す。今回は協力団体の尽力もあり、懸念していた交通整理などの問題をクリア。市役所通りを会場とした、過去最大規模のパレードが実現した。

 当日の行列には、インド舞踊や、伝統衣装・サリーを身にまとった在日インド人らの行列のほか、沖縄舞踊のエイサーや阿波踊りなども参加。最後尾には高さ約3mの山車が連なり、パレードの全長は約150mにまで達する。

 パレードは午後3時30分から5時30分まで。午後6時からは教育文化会館に会場を移し、世界各国の文化芸能を堪能できるイベントも開催。先着800人にはサモサやドライカレー、プリなどのインド料理を無料で振る舞う。プラテイマさんは「当日の様子はインドのテレビ局でも流れる。インドの文化を日本の方に伝えるとともに、日本の美しい文化をインドに伝えたい」と話す。

 雨天の場合、パレードを縮小して開催する。当日の詳細などの問い合わせは、OCJ事務局(【メール】info@odishajapan.org)へ。

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