就職先が決まらないまま高校や大学を卒業した若者らを対象に、ビジネスに必要な知識やマナーの研修と職場実習を施し、実習先の企業での正社員入社を目指す川崎市主催の「新卒未就職者等就業支援事業(かわさき就職チャレンジ事業Ⅴ)」第1期が今月2日から始まった。
同事業は市内在住の新卒未就職者や既卒3年以内の未就職者、40歳未満の若年求職者を対象に市が10年度から実施している。今回は233人が応募し88人が選ばれた。
受講者は、市から事業委託を受ける人材派遣大手のインテリジェンス社に一旦入社し、給料をもらいながら研修や実習を受ける。
砂子で行われた入社式では原野司郎インテリジェンス社執行役員が「本当の入社式は各企業に入ったとき。(就職の)チャンスは自らつかみ取るもの。この機会をしっかり活用していただきたい」と訓示。伊藤和良市経済労働局長は「最後は突破力と努力。輝かしい未来に向かって走ってもらいたい」とエールを送った。
第1期は11月まで実施。市によると、2期生の募集を7月から行うとしている。
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