草の根レベルで国際交流をはかる川崎市日韓親善協会(斎藤文夫会長)は8月9日、川崎市の友好都市である韓国・富川(プチョン)市との交流20周年を記念した祝賀会を横浜市内のホテルで開催した。同協会員のほか、県内の民団150人が出席し、友好ムードに包まれた。
両市の交流は91年、市民レベルで始まった。その後、同協会が訪問団を結成して信頼関係を構築し、96年の両市の友好都市締結の礎を築いた。
式典で挨拶に立った斎藤会長は「国と国はいろいろ問題あるが、国民と国民が手を結び合い、交流を積み重ねれば、また胸襟を開いて付き合う時が来る」と協会の意義を強調。「一時の認識の相違があったとしても良識で乗り越えられる」とも述べた。
駐横浜大韓民国総領事館の李壽尊(イ スジョン)総領事は「こういう時期だからこそ、地方レベルでの交流が大事。これまで川崎に行くと、たくさんの友人ができた」と述べ、両国友好のために力を尽くすことを強調した。
洪建杓(ホン ゴンピョウ)前富川市長も来賓として挨拶に立ち「地方の時代だからこそ、地方の交流が大事。今日の日を記憶しなければならない」と話した。
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