境町の空手道場・宮本道場に通う野中遥香さん(13)と優翔(ゆうき)君(12)が、9月20日にとどろきアリーナで行われた大会「Full-Contact Challenge2014」に出場。姉弟そろって全国大会への切符を手にした。
全国大会出場は、遥香さんが4年連続4回目、優翔君にとっては初。弟の実力を引き上げたのは、空手にかける姉の意気込みだった。
「弟の体が大きくなってきて、だんだん勝てなくなってきた」と遥香さん。幼少のころから研鑽してきたライバルでもあるだけに、差をつけられるのは悔しかった。今年からは週6日の練習を1時間ずつ増やし、今まで以上に空手に打ち込むようになっていた。優翔君も、その姿に刺激を受けた。姉について練習量を増やし、課題だった体力不足を克服。大会を通じて実力を発揮できるようになり、今回の結果につながった。
2人が出場するのは11月22日(土)に代々木第一体育館で行われる「JKJO 全日本ジュニア空手道選手権大会」。未就学児から高校生まで、全国から約1200人の選手が参加する。今まで全国での勝利がない遥香さんは「力を出し切りたい。勝ちたい」、優翔君は「優勝したい」とそれぞれ抱負を語った。
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