「第1回花と音楽のフェスティバル」実行委員会会長を務める 山中 貴光さん 京町在住 44歳
「京町の活性に尽力する」
○…「周りの商店の人達から『昔のにぎわいはすごかった。イベントにも多くの人が訪れた』と聞く度に、今の京町をさらに盛り上げるために協力したいと思っていた」。その矢先、フェスティバル実行委員会会長の話が舞い込んだ。京町第3公園を舞台にミニライブや模擬店の出店等、地域住民と商店街、町内会が一体となって楽しめるイベントをめざす。「実行委員皆が、地域を良くしたいという思いで取り組んでいます」
○…今年の8月に商店街会長に就任。実行委員会会長については「地域に溶け込もうという姿勢がある。地域が一体となるために、商店街会長に担ってもらいたい」と、周囲が背中を押した。「私が皆をまとめるなんておこがましい」と謙遜しながらも「イベントでは、普段京町で買い物している人がいつもと違う京町の楽しさを感じてほしい。京町から足が遠のいている人にはまた足を運ぶきっかけになったらうれしい」との思いで引き受けた。
○…四谷上町出身。南大師中から都内の高校に進学した。卒業後は6軒のパン店で修業をした後、03年の11月に東京・旗の台の商店街に、初めて自分の店を構えた。生まれ育った川崎で店を開こうと決めたときも、商店街にこだわった。夕方、買い物客でにぎわう京町商店街を見て4年半前に出店を決意。店名「パチパチ」の由来は、フランス食パンのパンドミーが焼けるときに「パチパチ」と音を立てることから。”パンの産声”とも言われ「職人として産声をあげたときの気持ちを忘れないように」という思いも込められている。
○…開店当初から世話を焼いてくれた周辺店の店主らの温かさに触れ、「本来一匹狼の気質があると自覚しているが、商店街ではまわりと協調する意識が大事だと思った」と語る。今度は会長としてイベントを成功させ、お世話になった人達に恩返しをする番だ。商店街活性、ひいては京町地域活性のために、尽力する。
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市政レポート
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