小中高生実態調査 ネット端末所持97% 長時間利用で朝食抜き傾向
長時間ネット利用する子どもに「朝食を食べない」「睡眠時間が短い」傾向がある――。神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市は10月10日、県内の小中高生を対象としたインターネット利用の実態調査の結果を発表した。
調査は3政令市の小学校(5・6学年)と中学校(1〜3学年)から各学年20学級、県立高校(1〜3学年)から28学級を抽出し、今年6月から7月にかけて実施。1万3251人から回答を得た。こうしたネット利用の実態を4県市共同で行うのは初めて。
調査結果によると、96・6%がスマートフォンや携帯電話、パソコン、ゲーム機などの情報通信端末を所持していることがわかった。スマートフォンの普及率は全体で52・5%と半数を超え、高校生の普及率は90・2%にも上る。
1日の利用時間は「5時間以上」と答えた子どもが20・9%で最も多く、3時間以上の利用が4割を占めた。1時間未満の利用は21・3%だった。
30分未満と答えた子どもの利用内容は、「友達・家族との連絡」が42・6%で最も多く、次いで「趣味の調べもの」が15・9%だった。一方、5時間以上は「友達・家族とのおしゃべり」が27・8%で最も多く、次いで「ゲームや占い」が23・0%だった。
利用のルールについて、「家族で決めている」が全体の46・9%、「友達同士で決めている」が5・2%、「特に決めていない」が47・9%だった。ただ、高校生は「特に決めていない」が73・6%に上った。
ネットの利用時間と生活習慣との関係性もまとめた。睡眠時間が5時間未満とした子どもの73・4%が「1日に3時間以上利用」と回答。また「朝食を食べない」とした子どもの69・7%が「3時間以上」と回答した。
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