ボールを奪い合う小学生と市原さん（中央）
区内のサッカースクール「パラムンド」（林善徹代表）が11月24日、塩浜のフットサルコートで小学生を招いた練習会「パラムンドクリニック」を開催した。元フットサル日本代表主将の市原誉昭さん、元Ｊリーガーの川俣要佑さんら、フットサルやサッカーの元プロ選手達が講師を務めた。
当日は区内在住者を中心に１２７人の小学生が参加。前半はボールコントロールやフェイントなど、個人技術の練習を行い、後半はボールを複数使ったミニゲームで汗を流した。
メッシやロナウジーニョに憧れているという高嶋弘人君（７）は「コーチのフェイントが上手かった」と、元プロ選手達の技術に刺激を受けた様子。所属するサッカーチームでも「リフティングの練習を頑張りたい」と意気込んでいた。
パラムンドの林代表は、川崎区出身の元Ｊリーガー。「小さい頃に触れたプロ選手の言葉や技術は、いつまでも覚えているもの。でも、川崎区の子ども達がプロの選手とふれあう機会は少ないと思う」と開催の意図を説明する。「継続してクリニックを開催したい。川崎から世界に羽ばたく選手を育てたい」と今後の展望を語った。パラムンドは、12月にも体験会の開催を予定している。
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