第11回目を迎えるイベント「かわさき楽大師」(主催はかわさき楽大師プロジェクト実行委員会・石川庸実行委員長)が、4月18日(土)、19日(日)に開催される。大師公園を中心に大師地域の商店街など地域一帯が会場となる。川崎大師平間寺も「厄除よさこい」演舞の舞台となる。
同イベントは例年20万人の人出で賑わう大師の春の風物詩。今年も名物「厄除けよさこい」や商店街パレード、音楽ステージ、商店街縁日など、2日間にわたり内容盛りだくさん。大師公園内には飲食などのブースが20以上軒を連ねる。
「願い事が叶う大師(まち)」をテーマに、願い事を書いた短冊を奉納する場所を開設。「大師という地域柄、ここに来てイベントを楽しみながら願い事を叶えてもらいたい」と、実行委員の森明弘さんは話す。
名物の「厄除よさこい流し」は18日に行われる。大師地域の商店街を45チームが闊歩しながら演舞を披露。大師公園内のメインステージではコンテストが行われ、受賞チームのうち5チームが、川崎大師平間寺の大本堂前で踊りを披露する。
子育て地蔵通りで「大笑連 子育て地蔵まつり」(19日)も見どころ。楽大師初の試みで、大師地域の6商店会の商店主らが子育て地蔵通りで焼きそばなどの屋台を構える。子育て地蔵通りでは、約20年前まではお地蔵様の縁日である4日の宵の日、3のつく日に縁日を開催しており、かつては浴衣を着た子ども達で賑わっていたという。同実行委員会の石川智也さんも、かつて縁日に訪れていた1人。「あの頃のにぎわいを再現したいという思いで企画しました。これをきっかけに、大師には魅力的な商店や人がいるということを知ってもらえたらうれしいですね」と話す。開催時間は、午後3時から6時まで。
当日は、通りにある子育て地蔵で、10人が代わる代わる御詠歌を奉納する。子育て地蔵では、毎月13日に近所に住む筒井そと子さん、飛田野典子さん、金子悦子さんが御詠歌をあげており、その話を聞きつけた実行委員が、縁日の日にご詠歌をあげてもらおうと要請し、3人が快諾した。当日は「遍照講川崎大師平間寺支部」のメンバー10人が集い、3時間の間交代で御詠歌をあげ続ける。
両日とも午前10時から。詳細はHP(http://www.rakudaishi.com/)で。
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