(一社)川崎市食品衛生協会(池谷修司会長)と市内各区の衛生協会は7月28日、広報車による食中毒予防啓発活動の出動式を行った。市内各地を広報車でまわり予防を呼びかけるもので、市では初めての試み。神奈川県が先月23日に食中毒警報を発令したことを受け、市食協会が各区食協会関係者に呼びかけ実現した。
「食中毒予防キャラバン」と銘打った今回の啓発活動では、食中毒予防の標語を横断幕で掲示した広報車両で市内商店街などを巡回。食品の衛生的な取り扱いや手洗いの励行等のアナウンスを行う。期間は24日まで。
池谷会長は「一致団結して啓発活動を行い、7区をまわって1件でも多く食中毒の発生を防ぎたい」と話した。
同協会によると気温や湿度が高くなる夏季は、細菌による食中毒が発生しやすく、近年はカンピロバクターやノロウイルスによる食中毒が多発しているという。
「食品の取り扱いに注意を」
県では過去の食中毒発生時の気象条件などを解析した独自の予測式を用い、発生が懸念される日を予測して警報を発令している。
期間中は、飲食店や給食施設などのほか、惣菜・魚介類・食肉加工業や販売業などに対し、▽原材料や調理済食品の細菌汚染防止の徹底▽従事者の手洗い、消毒の励行▽食品保管時の温度管理の徹底――などを呼びかけ、監視指導を強化する。
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