「かわさきの風コンサート2015」が8月29日(土)と30日(日)に市教育文化会館で行われる。川崎区文化協会(米山実会長)主催。
今年は戦後70年の節目の年であることからテーマを「平和への飛翔」と掲げ、芸術文化で愛と平和を表現する。
29日のプレイベントは午後5時30分に開演し、県立川崎高校吹奏楽部やカレッジJDSの生徒らが出演する「ヤング平和LIVE」、南町町内会の岡田良之助さんと地域の子どもたちによる「おかべんちゃん学級」が行われるほか、グローバルダンスアートも披露される。30日は午後2時開演。劇団十二支、劇団ワールドピースによる戦中戦後劇や市川量三さんによる「語り継ぐ〜川崎大空襲」などが行われる。かわさきぞうれっしゃ記念合唱団による合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」は、戦中に動物の処分命令が出ている中、動物園の園長らが守った象を子ども達が列車に乗って見に行くという実際のストーリーを表現したもの。同合唱団の佐藤元子代表が、川崎の人達にも素晴らしさを知ってほしいとの思いで実現させ、公募で集まった市民が舞台に立つ。
会場1階では両日、戦中戦後の貴重な写真を集めた平和資料展や映画の上映も実施。29日は午前11時から午後5時まで。30日は午前10時から午後4時まで。問い合わせは同コンサート事務局(【電話】044・222・3582)へ。
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