日進町の旧東海道沿いにある芭蕉の句碑にこのほど、投句箱が設置された。
「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」と刻まれた句碑は、俳人・松尾芭蕉が故郷・伊賀へ向かう際に弟子たちとの別れを惜しみ、川崎宿近くの茶屋で詠んだ一句。
1830年、俳人一種によって建立された。句碑の維持管理を行う芭蕉の句碑保存会や地元町内などによると、近年のウォーキングブームなどにより、多くの人が句碑を訪れているという。投句箱設置を機に、芭蕉をより身近に感じてもらいたいとしている。
投句用紙の配布と作品展示は日進町町内会館(通称・麦の里)と福来屋酒店で行われる。毎月20日に回収し翌月1日から月末まで同所で展示。一般投票で最も多く票を集めた人には記念品がプレゼントされる。
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