川崎今昔会(斎藤文夫会長)が3日、川崎駅前の中華料理店・煌蘭で「闇汁会」を開き、同会メンバーや福田紀彦市長など約80人が訪れた。
「闇汁会」は、川崎区出身の詩人・佐藤惣之助が、友人達と様々な食材を持ち寄って鍋に入れ、闇の中で何が入っているのかわからないまま食べることを楽しんでいたという会の名称。川崎今昔会はその名称から取った「闇汁会」を、惣之助を偲ぶ会として毎年氏の誕生日である12月3日に開催している。
この日は惣之助の甥である佐藤沙羅夫さん(86)も出席し「皆に分け隔てなく接する人だった」と人柄を語ると、皆、頷きながら話に聞き入っていた。
会では、参加者達が次々と惣之助作詞の歌を披露。「人生の並木路」「赤城の子守唄」「緑の地平線」「青い背広で」など、10曲以上を歌い上げ、最後は全員で輪になり、惣之助の代表曲のひとつである「人生劇場」を熱唱していた。
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