大師町のだるま店・小田切商店で、16年の干支をあしらった「申だるま」が登場した。
川崎大師平間寺への参詣客や通行人がその愛らしい姿に足を止め、手に取ったり「かわいい」と声を挙げたりと、店先には暮れを前に、ひと足早く縁起物を求める人達が訪れている。
「申だるま」は2種類。1つは茶色の体で「福」を手に持ち、尻尾が右肩上がりに描かれている。もう1つは黄色の体に唐草模様が入り、大きく書かれた「福」の字とパッチリとした目が特徴的。12、17、20、39cmの大きさがあり、中でも39cmのだるまはひときわ、客の目を引いている。
同店では08年の子年から干支だるまを扱っているという。「15年よりも16年のほうが良い年になるように、前年より『まさる』年になりますようにと、お客様にお伝えしているんですよ」と同店の小田切さん。
都内から川崎大師平間寺へお参りに来たという女性は「自分の干支ではないけれど、可愛らしさにひかれて思わず手に取りました」と話していた。
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