芸能人やスポーツ選手、画家、書家、政治家など各界の著名人が筆を執った「有名人慈善絵馬展」が元日から7日まで稲毛神社(宮本町・市川緋佐麿宮司)で開催される。来年の干支「申(さる)」にちなんだ作品や縁起物などが描かれた絵馬約250点が展示される。
五郎丸ポーズなども
「有名人慈善絵馬展」は、同神社を訪れる多くの参拝者の目を毎年楽しませている新春の恒例行事。同神社には元日からの展示にあわせ、各界からの絵馬が続々と寄せられているという。
来年の干支「申」にちなんだ作品が多く、「カールおじさん」を手掛けたことで知られるイラストレーター・ひこねのりおさんは金斗雲に乗った孫悟空を描いた。映画「猿の惑星」を題材とした絵馬なども見られる。また、ラグビーW杯で活躍した五郎丸歩選手の独特のポーズが描かれた作品が寄せられたほか、地元の画家による縁起物の富士山、新年の抱負などを揮毫した作品がある。
申は古来より山王権現の使いとして知られている。同神社の夏の祭りが『山王祭』として近隣住民に親しまれていることから「申年は稲毛神社に縁深い年ともいえる。皆様とともに良い年を迎え、最大の祭りである「山王祭」がより良いものとなるよう努めたい」と同神社は話す。
お気に入りは入札で
展示される絵馬の中で気に入った作品があれば、入札でき、最高価格の人が落札できる。収益金は東日本大震災の被災地復興支援などに充てられる。
問い合わせは、同神社(【電話】044・222・4554)。
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