神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2016年2月19日 エリアトップへ

労福協 「皆で学び活用を」 介護セミナーを実施

社会

公開:2016年2月19日

  • LINE
  • hatena
寸劇を披露する講師ら
寸劇を披露する講師ら

 川崎労働者福祉協議会(舘克則会長)の会員を対象とした「あなたの介護セミナー〜みんなで見守ろう認知症〜」が9日、市労連会館で行われた。県労働者福祉協議会、川崎労働者福祉協議会主催。

 社会福祉法人電機神奈川福祉センターの職員らを講師に招き「認知症サポーター養成講座」として、認知症の知識や理解を深めてもらうための寸劇や講義を行ったほか、仕事と介護の両立についての解説を行った。

 寸劇では、講師らが認知症の高齢者とその家族に扮して「財布を盗られた」と言い出した場合の対処法等を披露。途中から参加者が演じたり、グループに分かれて対応方法を考えたりと、会場は活気に溢れた。「認知症の人の言うことを否定せず、気持ちに寄り添うことが症状を進行させない方法」との解説に、メモを取る参加者の姿もあった。

 「認知症サポーター養成講座」は、全国各自治体で取り組む、認知症高齢者やその家族を地域で支える、認知症サポーターを養成する講座。国は17年度末までに認知症サポーター数800万人を目標に掲げており、現在は660万人(15年9月時点)いる。受講した人は認知症の人を支援する意思を示す目印となる「オレンジリング」が渡され、認知症サポーターとなる。

 労福協は会員からの「介護と仕事の両立が難しく退職せざるを得ないケースがある」という声を受け、介護にまつわる実態を会員皆で学ぼうと、昨年から介護セミナーを始めたという。舘会長は「それぞれの組織の中でも講座を展開し、多くの認知症サポーターを作ってほしい」と話した。

 参加した井内さと子さん(48)は「認知症の家族がいるので理解はしていたが、講座を受け接し方や対応など思い直すことがあり、勉強になった」と話していた。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月19日

川崎大空襲、悲劇を後世に

さいわい歴史の会

川崎大空襲、悲劇を後世に

延命寺で慰霊の会

4月19日

川崎消防団長に村上氏

川崎消防団長に村上氏

南町で交代式   

4月19日

マリエンで茶道教室

初代市長石井氏を語る

市民団体企画

初代市長石井氏を語る

中原区でシンポジウム

4月19日

生地を募集中

生地を募集中

河原町 すずらんの家

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook