神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2016年4月15日 エリアトップへ

小田栄駅 広報ポスター描く 登戸駅元アルバイト 深町英佑さん

社会

公開:2016年4月15日

  • LINE
  • hatena
デザインしたポスターと深町さん=先月
デザインしたポスターと深町さん=先月

 桜の花びらが舞い、光が差す扉の前で、電車を降りようとする女子生徒――。そんな情景が描かれている、3月26日に開業したJR南武線・小田栄駅の広報ポスターをデザインしたのは、JR登戸駅に先月末までアルバイト勤務していた深町英佑さん(22)だ。

 玉川大学芸術学部でグラフィックデザインを専攻し、先月に卒業。今春からデザイナーとして就職し、新たなスタートを切っている。

 深町さんは、4年前から同駅の駅員としてアルバイト勤務。在学中の平日朝、駅のホームに立ち、乗客の安全確認や案内などを担当していた。もともとイラストが趣味だった深町さんは、JR東日本の社員らの勧めもあり、同社の広報ポスターの挿絵を描くように。パソコンを使い、イベント告知やアルバイト求人のポスター、車両側面の帯のデザインなどを手がけてきた。

 「信頼して毎回サポートしてくれた社員の皆さんに、本当に感謝している」と深町さん。「見るだけで楽しめる仕掛けやひねりを加えるようにしてきた。知人や友人同士で話題にしたり、共有したくなるような『気づき』があるといいな、と思って」。小田栄駅のポスターでは、以前使用したキャラクターを再登場させた。

 登戸駅の菅井知己駅長は「これまで社員の要望を全てクリアして、毎回いいものを制作してくれた」と感謝の思いを語った。

 深町さんの在籍中最後の作品になった小田栄駅のポスターは、先月1日からJR南武線の川崎駅から稲田堤駅の構内に掲示。チラシとして川崎南部地域の新聞にも折り込まれた。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook