ミューザ川崎シンフォニーホールはこのほど、「フェスタサマーミューザKAWASAKI2016」のラインナップを発表した。テーマに「最響(さいきょう)の夏がやってくる!」を掲げ、7月23日から20日間にわたり、首都圏にある10のプロオーケストラが競演するなど、豪華プログラムが並んだ。
ラインナップ発表会には、福田紀彦川崎市長や同ホールチーフアドバイザーを務める指揮者の秋山和慶さん、オルガニストの松居直美さん、ジャズピアニストの佐山雅弘さんらが出席した。主催者を代表して福田市長は挨拶にたち「ミューザ川崎のホールアドバイザーが全員出演するラインナップとなりました。最響の夏にふさわしい特別な20日間になる」と説明した。 オープニングコンサートは今年も同ホール、フランチャイズオーケストラの東京交響楽団が務める。3年前から同楽団の音楽監督を務めるジョンサン・ノット氏が指揮者として、今回初めて登場する。フィナーレコンサートも同楽団が務め、桂冠指揮者の秋山さんが登壇する。
東京ニューシティ管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団などが出演し、オーケストラの顔であるタイトル指揮者が、これまで最高の7楽団で8人出演するなど見どころは豊富だ。
開館12年目を迎えた同ホールでは夏の一大イベントとして「フェスタサマーミューザ」を開催しており、年々入場者数も増加、昨年は全公演合わせて2万人以上が鑑賞した。
期間は7月23日(土)から8月11日(木)までの20日間、同ホールのほか、「出張サマーミューザ」として昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワでも開かれる。
福田市長は「オーケストラが初めてでも来てもらえれば、はまる。企画も多くぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。
チケットの一般発売は4月27日(水)から。申し込み・問合わせは同ホール(【電話】044・520・0200)へ。
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