「閻魔寺」として知られる本町の一行寺(吉水智栄住職)で16日、閻魔大王像のお開帳が行われた。
年に2回の貴重な機会にその姿をひと目見ようと、多くの近隣住民らが見学に訪れた。
お開帳は、毎年1月16日付近の日曜と7月16日に開催しており、この日は同寺所蔵の地獄極楽変相図も特別公開された。
同寺が閻魔大王像の一般公開を始めたのは江戸時代。戦災により一時途絶えたこともあったが、1984年に復活して以来、毎年お開帳を行い多くの人が訪れている。
当日は、桂歌助さんらによる「閻魔寺寄席」も開催され、桂さんは「大山詣り」を披露。迫力のある閻魔大王像の前で繰り広げられる演目に、会場が沸いていた。
吉水住職は、「これからも地域の発展、地域の皆さまのために続けていきたい」と話した。
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