京急線川崎大師駅の改札口付近の柱の上部に巣をつくった「ツバメの家族」が、乗降客を和ませている。
同駅営業係の島崎将吾さんによると、巣は7月はじめにつくられ、現在3羽のひなが確認できるという。親鳥と思われる成鳥が、巣のすぐ下にある丸いフックや近くの時計などにとまって、あたりを警戒しているような様子を見せている。
この巣は今年2つ目。巣がある柱の隣の柱に4月、1つ目がつくられ、5月31日にひなが巣立っていったことを同駅の職員が記録している。夜になると、表参道の方から、親鳥と同じ位の大きさのツバメが数羽飛んできて駅の構内を飛び回っているため「もしかしたら1つ目から巣立っていったツバメが、うまく飛ぶための練習をしに来ているのでは」と、島崎さんは想像を膨らませる。
島崎さんは「ツバメの動向も気になりますが、お客様への配慮も肝心です」といい、同駅ではツバメのフンに注意を促すカラーコーンを置いた。ツバメの成長を毎日気にしながら改札を通る通勤客もいるという。島崎さんは「7月下旬か8月初めには巣立っていくのでは。我々職員は、掃除しながらツバメを見守っています」と話した。
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