学校と地域の連携を深め、子どものために互いに協力し合おうと富士見中学校地域教育会議は「教育を語るつどい」と題して、地区懇談会を実施している。第59回目の懇談会が7月5日、富士見中学校で開かれ140人が参加した。
全体会は、川崎警察署生活安全課少年係係長の中澤健児さんにより「次代を担う少年の育成のために」をテーマに、非行・補導状況、携帯・ネットトラブル、薬物乱用について講演。
ネットトラブルについては「保護者の目が届かない」等の問題が指摘され、問題解決の難しさが浮き彫りとなった。薬物乱用に関しては「受験勉強に集中できる」や「いつでも止められる」など、誤った認識から薬物乱用への抵抗感が希薄になると注意を促した。
講演を受けて懇談会の参加者が意見を交わす場である分散会では、携帯やSNSの話題が中心となった「スマホに依存する姿に我が子ながら驚いている」と心配する中学生の保護者の意見や「SNSを利用する中で情報モラルを教えているが、家庭での話し合いやルール作りが大切」だと中学校教員の意見も見受けられた。
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