臨港消防署(馬場稔署長)と消防団(石切山幸一郎団長)は1月6日、東扇島東公園多目的広場で臨港地区消防出初式を開いた。
「防災は地域で守る自助共助―地域防災力の連携と強化―」の標語のもと、消防署員60人、消防団員60人、消防関係者130人が参加。市議会、県議会、国会議員や各種団体など、来賓40人も顔を揃えた。
式では消防活動に尽力した消防関係者や協力事業所を対象に9事業所、6団体、132人へ表彰を行ったほか、川崎市消防音楽隊「レッドウイングス」を先頭に消防部隊と消防関係車両33台が分列行進を披露。船舶、航空機のパレードもあった。
特別高度救助隊による救助演技は、ビル火災が発生した想定ではしご車を使いベランダで孤立している人の救助を行う場面や高さ約40m(13階程度)の高層ビルから消防士が縄を使い地上まで脱出する場面を披露。救助の正確さや脱出の早さに会場では歓声が上がった。恒例の一斉放水では臨港消防団第1から第3分団、四谷町内会家庭婦人消防隊、臨港消防ボランティア委員会らが長いホースを手分けして持ちながら盛大に行われた。
馬場稔署長は「熊本地震や糸魚川の大火災等、予期しない災害が多発する中で、本年も関係機関一致協力して安全・安心な街づくりに努力する」と決意を新たにした。
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