式典で名前が呼ばれている様子
障害のある人やその家族などが参加する心身障害者「成人を祝う会」が１月14日、川崎市民プラザで行われ、新成人１３０人が出席。家族や行政、施設、学校、企業などの関係者が新成人の門出を祝った。
式典では出席者全員の名前が読み上げられ、地域活動支援センター夢屋（川崎区）が作るハンカチが記念品として贈呈された。
上杉忠司実行委員長は多様性や自由を表す市のロゴマークを指し「皆さんは素晴らしい川崎市を作る主役のひとり。自信と優しい心を持って立派な社会人になってほしい」とエールを送った。
成人代表の小野美里さん（市立中央支援学校卒）は「しっかり仕事をしていくこと、幸せな家庭を築き、一人前の母親であり、女性になれるように頑張りたい」、神奈川工科大学へ通う塩寺菜津美さん（市立聾学校卒）「将来、私と同じ聴覚に障害をもつ人たちに少しでも役に立つアプリケーションを作りたい」と、夢を語り、成人として飛躍を誓った。
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