幸消防署(高橋俊勝署長)は3月1日から7日の「春の火災予防運動」の一環として消防フェアをラゾーナ川崎プラザ(幸区堀川町)で行い、アマチュア落語家の清流亭いしあたまさん(幸区古川町在住)に1日消防署長を委嘱した。
いしあたまさんは毎年、春と秋の2回プロ・アマ共演の名物寄席「さいわい寄席」を開く。昨年、いしあたまさんがさいわい寄席で自ら創作した防災落語を披露したこともあり、1日署長を依頼した。
委嘱状を受け取ったいしあたまさんは「火災予防とかけまして、落語長屋の夫婦喧嘩と解く」。その心は「毎日やってます」となぞかけを披露し、周囲を和ませた。
その後はいしあたまさんから司会進行の指示を受けた弟子の小舟さんと笑治さんがテンポ良く「消防フェア」の司会進行を務めながら、火災予防や放火防止を訴えた。
幸消防署によると、昨年1月1日から12月31日まで発生した市内の火災内訳で最も多いのが放火で85件だった。このうち幸区は最少の5件で同署では「火災や放火のないまちづくりを進めていく」としている。
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