川崎区の渡田山王町町内会(高野元雄会長)が高齢者世帯に紅白の旗を配り、大規模地震などの災害が発生した際、自宅前に旗を掲げて安否を伝える取り組みを実施している。このほど旗を使った安否確認の訓練を実施した。
防災に力を注ぐ同町内会はこれまで町ぐるみで避難ルートの確認や危険個所のチェック活動などに取り組んでいる。一人暮らしの高齢者や高齢者だけの夫婦世帯が増えたことから80歳以上の世帯に無事を示す白旗、助けを求める赤旗を配り、昨年秋から訓練を行っているという。
2回目となった訓練には町内会や社会福祉協議会のメンバーが町内会をチェックした。参加者は一定の成果に手ごたえを感じつつ「赤い旗を積極的に使える」ような環境づくりを求める声も挙がった。
高野会長によると、今年度は75歳以上の世帯にまで拡大し年に2回実施していきたいとしている。
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