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川崎区・幸区版 公開:2017年7月21日 エリアトップへ

川崎市社会福祉協議会の会長に再選した 佐藤 忠次さん 幸区戸手本町在住 81歳

公開:2017年7月21日

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柔軟さ活かし舵取り

 ○…地域の民生委員による見守り支援をはじめ、地域福祉の向上や充実を図る「川崎市社会福祉協議会」。6月の総会で再選が決まった。一時は身を引こうとも考えたが、続投を望む周囲から引き留められた。4年目の目下の課題は、市民への認知度向上と財政の健全化。市民に活動が分かりやすい組織作りにも取り組んでいきたいとして、来年度の実施を目指して計画の策定中だ。

 ○…「住んで良かった」と思えるまちを目指して様々な立場で60年以上、尽力してきた。高校卒業後、就職した川崎区内の電力会社で公害対策として排気ガスの排出を減らす機械の導入の検討や、市の排ガス規制の枠組み作りに携わった。まちづくりを実践する立場に回ろうと8期32年務めた市議では、幸区をはじめ川崎市の発展に尽力。幸区の新鶴見操車場跡地の有効活用や南武線の立体化などを訴えた。「操車場跡地は研究施設やマンションになった。野球のグラウンドにしたかったけれど有効活用されているから、まあいいか」と微笑む柔軟さが人々を惹きつける魅力だ。

 ○…福島県旧野沢町出身。魚釣りや三角ベースで遊ぶ活発な少年だった。高校時代はボート部に所属。2年まではオールを漕ぎ、3年次は舵を切るコックスとしてチームに貢献。東日本選手権で優勝を納めたこともある。会社員時代も約5年間オールを漕ぎ続けた。「川の上をスーっと走るのが気持ち良い」と、ボート競技の魅力を話す。

 ○…実は戸手本町2丁目の名物町会長。「近所で子どもに会うと『忠さん!』って呼ばれるんだよ」と嬉しそうに笑う。近所付き合いを敬遠するマンションには「人は一人じゃ生活できない。最低限協力し合おう」と、説得し加入に繋げた。約15年務める中で、1600世帯のうち9割が加入していることは誇りだ。社協でも町会でも理解を求め、地域の絆をつくり続けていく。

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