神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年7月28日 エリアトップへ

市政リポート 「災害への備え」行政内部の訓練強化とAIによる川崎発の防災システム構築を 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党

公開:2017年7月28日

  • LINE
  • hatena

 平成29年度の川崎市議会第2回定例会が閉会しました。私は6月28日の一般質問で「災害対策」についていくつか質問致しました。

行政内部の訓練強化を要望

 2011年の東日本大震災や昨年の熊本地震をはじめ、毎年全国のどこかで大きな地震が発生しています。さらに首都直下地震の発生確率が高まっており、災害への備えをいっそう強化しなければなりません。

 全市的な災害対応力の向上を図るには、 市職員の定期的な訓練によって 知識と意識を高めることが大切です。市によると、市長をはじめ幹部が参加する災害対策本部の訓練は2年に1度実施しています。いささか少ない印象を受けます。 また、部・区本部・危機管理室の訓練で「部」と称される各局内の訓練も少ないことがわかり、定期的な訓練の実施を要望いたしました。

参集訓練の早期実施を

 川崎市では大規模災害が発生すると、市職員は 災害対策本部事務局や各部等で活動する「本部要員」(約1万4300人)、各区本部で活動する「応急活動要員」(約2600人)、各区本部の活動を支援する「支援要員」(約1000人)、各避難所で活動する「地域要員」(約900人)に分かれ、対応いたします。平日の昼間であれば、的確に災害支援体制につくことは可能ですが、勤務時間外に発生した場合、自宅や外出先での対応が余儀なくされ、本来果たすべき役割を十分に発揮できないケースも考えられます。

 市では現在、災害が発生した際の職員の参集時間の把握を進めていますが、リミット(期限)を決めて把握に努めることと、様々なケースでの参集訓練の早期実施を求めました。

川崎だからこそAI防災システムを

 現行の総合防災情報システムは平成21年度から運用し、そろそろ更新時期にきているといいます。SNS等による情報などのリアルタイムに届く膨大な情報を一元化し、組織ごと、かつ時間ごとに取得情報に優先順位をつけ取捨選択し、決裁者に情報が届けられる人工知能技術(AI)などを活用した新システムの構築を提案しました。川崎市には世界に誇れる日本を代表する電気・情報技術を有する企業があります。こうした企業と連携し、川崎市が日本国内での最先端のAIを駆使した「新・川崎防災システム」の構築もできるのではないでしょうか。

 10年、20年後を見据え、全国に先駆けた防災システムの構築にチャレンジし、より安全、安心なまちづくりの取り組んでまいります。
 

野田雅之

川崎市議会議員 野田雅之 自民党

TEL:044-271-7788
FAX:044-271-5566

http://noda.co

川崎区・幸区版の意見広告・議会報告最新6

外国人市民の支援体制充実へ

市政報告【5】

外国人市民の支援体制充実へ

みらい川崎市議会議員団 長谷川ともかず

4月12日

小児医療費助成制度の拡充を!!

政令市の75%が高校生まで対象拡充へ 市政報告

小児医療費助成制度の拡充を!!

みらい川崎市議団 しま りょうた

4月5日

会計年度任用職員の報酬額アップ

市政報告

会計年度任用職員の報酬額アップ

川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお

4月5日

プラごみ一括回収スタート確実な広報戦略で周知を

市政報告【6】

プラごみ一括回収スタート確実な広報戦略で周知を

あしたの川崎・日本維新の会市議団 (幸区選出)なすのあやか

3月29日

犯罪被害者の負担軽減へ

県議会報告

犯罪被害者の負担軽減へ

県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告 あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

仁平かつえ なすのあやか

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook