地元産のトマトを使ったオリジナルカクテル、「bitters(ビターズ)トマカク」が、料理などを通して川崎野菜の魅力をPRする市内の女性グループ、マルシェガールズによって作られた。
考案のきっかけは飲料メーカーのキリンビール(株)と市のシティプロモーション推進室の依頼。地元野菜を使って何か作れないかと尋ねられた同グループは、様々な野菜でカクテルを試作した。最初はぶつ切りのキュウリなどを果物ベースなどのリキュールに入れるだけだったが、メンバーの小畑奈津子さんがトマトをジュレ状にすることを提案。甘みと酸味が程よくなじみ、トマトの色も溶け込み、見た目も美しいカクテルになった。完成品は7月30日の高津区民祭で初めて販売された。
マルシェガールズの活躍を支える山本美賢(よしかた)さんは「カクテルは一人で5杯飲む人もいてとても人気だった。これからはもっと幅広い種類の加工品も地元野菜を使って作っていきたい」と話す。カクテルは今後、9月9日に新城テラスで行われるマルシェなどで随時販売する予定。
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