寄贈した消火栓を囲む篠原代表（左）と石井署長
川崎区港町の篠原建設株式会社（篠原さゆり代表取締役）は８日、訓練用の消火栓１器を川崎消防署に寄贈した。寄付を受けて同日、石井博道川崎消防署長から感謝状が贈呈された。
同社は、同署管内の事業所が所属する川崎事業所消防協力会に加入する。同会の中で篠原代表は、同署が事業所に指導をする際などに使う訓練用の消火栓が少なく、老朽化していることを聞き、訓練に役に立ててもらいたいと消火栓を寄贈。より実践に役立つよう同署の意見を聞き、消火栓から水が出せる仕組みを取り入れた。
石井署長は「火災発生時、スムーズに消火栓が使えるよう、訓練で積極的に活用していきたい」と話した。
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