県政報告 野外での活動に要注意ヒアリ対策で緊急要望 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
港湾を中心に全国各地で生息が確認されている強毒アリ「ヒアリ」が、7月14日、横浜市の本牧ふ頭でも発見されました。公明党神奈川県議団は18日に神奈川県に対し、迅速、適切なヒアリ対策を要望しました。申し入れでは、▽生息の恐れがある場所の徹底調査▽県有施設の管理者への注意喚起▽県民への情報発信の強化▽国および横浜市、川崎市との連携強化▽医療機関への周知と県への報告の徹底――などの具体的な対策を要望。
県は、翌19日、黒岩祐治知事が定例記者会見で環境省の対応に苦言を呈し、横浜港近くの県有施設を独自調査する意向を示しました。また、20日には県幹部が環境省を訪れ、県や市町村と連携した対策の実施などを要請し、石井国土交通大臣も現地を視察しました。
見つけたら「ヒアリコールセンター」へ
神奈川県ではヒアリコールセンターを設置。万が一、ヒアリと思われるアリを見つけた場合は、刺激をせず、手で触れないようにしてください。そして、発見日時、発見者、発見場所、発見時の状況について左記までご連絡下さい。
電話045(210)4319 自然環境保全課野生生物グループ 8時30分から17時15分(土日祝を含む毎日)
マダニ感染症も最多の勢い
マダニにかまれてうつる感染症の患者数が増えています。発熱が特徴の「日本紅斑熱」は重症化した場合、手足が壊死した例もあり、年間数人が死亡しています。「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、ペットや野生動物にも感染します。野良猫にかまれて感染したとみられる50代の女性が、SFTSで死亡していたことが、今夏、判明しました。マダニの分布域が広がっているとの指摘もあり、野外での活動が多くなる夏や秋は要注意です。対策として、野山や畑、草むらなどに行くときは長袖、長ズボンを着用するなど、肌の露出は控えてください。また、虫よけも忘れずに。帰宅後はシャワーや入浴で洗い流すことも有効です。
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