神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年9月15日 エリアトップへ

川崎アゼリアの代表取締役社長に就任した 大村 研一さん 横浜市都筑区在住 60歳

公開:2017年9月15日

  • LINE
  • hatena

穏やかさに秘める使命感

 ○…「市民の期待に応えるのが役所の仕事、お客様の期待に応えることが今の仕事。違和感は全く感じない」。川崎市役所勤めを終え、創業30年を迎えた川崎アゼリアの社長として、この夏から陣頭指揮を執る。同施設は昨年、全面リニューアルをし、川崎の重要施設として益々注目されている。「アゼリアは商業施設としてだけでなく、災害時における一時滞在施設としての役割もある。川崎東口の活性化、発展には不可欠な存在であり、大きな責任を感じている」と穏やかな口調の中に川崎の顔を盛り立てようという意気を感じる。

 ○…大学卒業後、川崎市に奉職。港湾局で働き始めた当初、東扇島の埋め立て地を倉庫会社に分譲し、次の埋め立ての費用に充てるという仕事をしていた。当時の活動によって東扇島は冷凍冷蔵倉庫の集積地となっていく。そして、30年以上を経て港湾局長として川崎港に定期航路を誘致する際、その冷凍冷蔵倉庫の集積地であるということが、セールスポイントになった。「若いころの仕事が後になって役に立ったことが、とても嬉しかった」という。

 ○…茨城県生まれ。父親の仕事の関係で、東京、静岡、大阪、東京、横浜と転々とした。大阪時代、中学1年生から2年生になる春休みの時期に大阪万博が開幕した。「会場まで歩ける所に住んでいて、毎日のように足を運んでいた」と当時を懐かしむ。現在は夫人と二人暮らし。昨年、孫が生まれ、おじいちゃんになった。孫の世話をすることが楽しくて仕方ないと目を細める。

 ○…自身を実直でコツコツやるタイプと分析する。モットーは「信頼を尊び、責任を重んずる」。真面目を絵に描いたような人柄と穏やかな語り口は誰をも安心させる。「社員の気質を重んじ、モチベーションを高めていけるよう、対話を大切にし、一緒に考えていきたい」と社長としての抱負を語った。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook