川崎区の老舗人形店、林屋人形店(小林誠代表取締役)は11月5日に「子育て節句教室」を行った。
初節句の時に人形を飾った後、2年目、3年目と人形を飾らなくなる家庭が増えているそうだ。
せっかく買った人形を家庭での子どもの教育に活かしてもらおうと始めた同教室は今回で5回目となる。
当日は埼玉県の磊楽(らいらく)人形彫刻美術館の館長を講師に招き行われた。
子どもと一緒に人形を飾る際に、物を大切に扱う気持ちを伝えたり、「ひな人形におはよう、おやすみの挨拶を言おうね」など礼儀作法を教えたりすることが躾に繋がるという。
参加者からは「節句と教育が密接に関わっているという大切なことを学ぶことができた」という声がきかれた。
小林社長は「節句という日本の伝統行事がなくなっていくという危惧をもっている。この教室を機に節句の大切さを分かる人を少しでも増やしていきたい」と語った。
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