幸区役所は「平成29年度幸区ご近所支え愛モデル事業事例報告会」を8日、区役所4階会議室で開催した。
同事業は区民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることが出来る地域の実現を目指しているもので、現在16部会が実施している。
石渡伸幸区長が同事業の取り組みについての説明をした後、柳町部会、古市場1丁目部会、塚越3丁目部会、河原町団地13・14・15号棟部会、戸手本町2丁目部会、北加瀬山崎部会、南加瀬夢見ヶ崎部会、東小倉部会の8部会から報告が行われた。
見守り対象者の抽出の仕方など課題が指摘される一方、「部会メンバーの目が地域に向き、お年寄りを見ると気にしなきゃという風になってきた」「住民の間で見守り活動が浸透してきている」などの成果が報告された。
コーディネーターを務める川崎市地域包括ケアシステム連絡協議会構成員の中澤伸氏は「モデル事業の実施要項を無視してやっているところもあるが、それはいいことで、地域の判断で対象を広げる、実践が一番重要だ。自然体で取り組むことが大事だと思った」と語った。
区は次年度の実施部会数を24町内会・自治会と見込んでおり、新規部会を募集している。
問合わせは幸区役所地域みまもり支援センター(【電話】044・556・6648)。
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