川崎区伊勢町在住の大学生・梅原麻奈さん(19)が、きょう18日から台北で開幕する「ユニバーシアード競技大会」に、テコンドーのプムセで日本代表として出場する。
テコンドーは朝鮮半島に伝わる足技を駆使した格闘技。プムセは型に相当し、決められた型の正確性や表現力などを競う。今大会から通常の演武に加え、音楽に合わせてフリースタイルの演武を行う種目も追加された。
梅原さんは、1997年生まれ。中学1年からテコンドーを始め、中学2年で全国大会有級の部で優勝。高校1年で全国大会17歳以下の部を制覇し、アジアジュニア選手権で7位の成績を収めるなど国内外で活躍する。現在は、東京女子体育大学に通う。大会に向け週3日、埼玉県鶴ヶ島市まで赴きコーチに指導を仰いだ。テコンドーは全身運動であるため、筋力やジャンプ力を鍛えようとウエイトリフティングも練習に取り入れた。6月下旬から今月上旬まで韓国で合宿を実施。現地で4つの大会に参加して、優勝や準優勝など好成績を納めた。
「大会は自分の型が世界に通用するか試す場。まずは決勝進出を目指してメダルが欲しい」と意気込む。また「結果に対するプレッシャーだけ感じていてもつまらない。世界の選手との交流も楽しみたい」とメダルへの重圧もはねのける。
また、大学入学時から幸区中幸町の飲食店「ビストロ&バル ReEN」でアルバイトも続ける。
「大会前はシフトを調整してもらうなど感謝している。恩返しのためにもメダルを獲りたい」と自らを奮い立たせた。
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