川崎市は、LGBTをはじめとした性的少数者への企業の理解を深めようと、11月1日(水)午後3時から川崎フロンティアビル2階第4会議室(川崎区駅前本町)でセミナーを開く。川崎商工会議所後援。
市によると、性同一性障害に関する相談が市精神保健福祉センターなどへ年間数十件ほど寄せられているという。一方で言い出せない、相談すらできない人もおり、性的少数者に対する社会理解を深める取り組みを求める声もあがる。今年1月には男女雇用機会均等法のセクハラ指針が改定。職場で性的少数者への差別的言動があれば「セクハラ」となることが明示されたこともあり、セミナー開催を決めた。
セミナーは性的指向、性自認に関するハラスメント「ソジハラ」の基礎知識について学習。講師はNPO法人共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク代表理事の原ミナ汰さんが務める。「性的少数者は身近な存在であることを知ってもらえる機会。企業経営者だけでなく、人事やコンプライアンスなどに携わる方に参加してほしい」と市担当者は呼びかける。
申し込みは【1】企業名・部署名【2】申込者氏名【3】電話番号【4】FAX番号【5】メールアドレス【6】住所(所在地)を明記し、FAX( 044・200・3914)かメール(25zinken@city.kawasaki.jp)で。10月23日(月)午後5時15分締切。申し込み多数の場合は抽選。定員50人。参加費は無料。
問い合わせは、市市民文化局人権・男女共同参画室(【電話】044・200・2316)。
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