小倉神社で7月4日、5日の両日、夏季の小祭が行われた。同神社は小倉地域に古くからあった八雲神社と八幡神社の二社を合祀し、現在の場所に新社殿が創建された。小祭はこの旧八雲神社の祭礼日にあたる日に、伝統行事として毎年開催している。
また、きゅうりまつりとしても有名で、地元小倉商栄会から奉納されたきゅうりを宵祭りの4日夕方に地域住民に配布されている。この日はきゅうり2千本が用意され、大勢の住民が順番にきゅうりを受け取った。きゅうりを手にした住民は「きゅうりは大好き。帰ったら早く食べる」「こんなお祭りがあるなんて知らなかった」などの声を上げ、笑顔を見せていた。
江戸時代、悪疫退散の願いをこめて神輿を鶴見川まで運んでいたことから、水の神様と言われている河童の好物きゅうりを大切にしており、現在も無病息災の願掛けの意味をこめてきゅうりまつりを行っている。
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