幸警察署(石井孝署長)は10月30日、同警察署で「聴覚障害者への配慮と適切な対応」と題した講習会を開いた。
講習会には、警察関係者ら約80人が参加。川崎市聴覚障害者情報センターの亀谷真美さんを招き、聴覚障害者との接し方やコミュニケーション方法などについて学んだ。
質問コーナーでは、「健常者に対して振る舞っている日常の行動が、障がい者に対しては失礼になってしまう行動やサインはあるのか」などの質問がされていた。
同署では「より多くの市民の相談やスムーズな緊急対応に繋がるよう勉強を進めていきたい」としている。
市聴覚情報センターによると市内の聴覚障害者数は約3300人だが、国が定める認定基準まで届かないながらも補聴器などを使用しないと日常生活を送れないという人が市内に多く在住しているという。
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