アメリカのフロリダで開かれたクラブチームワールドカップ「ザ・サミット」で初優勝を飾った、川崎キッズチアリーディングクラブ バンビーズの選手と代表の小田香さん=人物風土記で紹介=、ヘッドコーチの池田裕子さん、コーチの溝口里奈さんら21人が市役所を訪れ、福田紀彦市長を表敬訪問した。
小田代表は「初めての大会挑戦でチャンピオンになることができました。慣れない環境の中で子どもたちは実力を発揮できました」と報告した。また、キャプテンの金子リリカさん(塚越中学校3年)は「日頃どんな時でも強い気持ちを持って練習することを教わっているので、環境が変わってもみんなで協力して優勝できた。コーチの指導やたくさんの方々のサポートのおかげです」と挨拶した。
大会の映像が流された後、福田市長は「優勝おめでとうございます。川崎を拠点に活動しているチームの優勝はほこり。努力は裏切らないということだと思います。これからもチアリーディングの練習を頑張ってください」と賛辞を贈った。また、アメリカで美味しかった食事を問うと「お母さんが朝早く作ってくれたおにぎりが美味しかった」と選手が答え、会場が和やかになる場面もあった。
小田代表によると、4月で中学を卒業してしまった生徒がいたため、演技構成を練り直したことやマットの固さがアメリカと日本で違ったことなどを話し、苦労の多い中での優勝だったという。
また、市内には十分にチアリーディングの練習を行える施設が少なく、練習場を増やしてほしいという要望を市長に伝えた。
同チームは幸区民祭やかわさき市民祭りなど地域のイベントに積極的に参加しており、地域との交流も図っている。
当日、市長表敬訪問した選手(敬称略)。橋本麻理、小松崎莉子、岩田未羽、鈴木華乃音、疋田天希、前田藍海、松井萌花、吉田茉那、金子リリカ、中村七海、林夏帆、永嶋芙海、山口寧々、井手口薫、齋藤楓香、杉田菜沙、松村斐花梨、南采良。
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