タウンニュース
ホームエリア情報イベント採用情報会社概要自費出版IR情報
 > ホーム > エリア情報 > 鶴見区 > トップ記事
2009年5月21日号
トップ記事 鶴見区版一覧へ戻る
花屋さん、染料使い青いバラ
人気アニメキャラをモチーフに
 
白いバラを青く染めた大平さんと
リクエストした加藤菜生ちゃん(4才)
 

 子どもの“夢”をかなえるため、花屋さんが青いバラ−。京急鶴見駅前の鶴見銀座商店街(通称=ベルロード)の生花店『海戸園』でこのほど、珍しい“青いバラ”が商品化された。人気アニメキャラクターから生まれたという青いバラは、現在、周辺住民らから「珍しい」と密かなブームになっている。

 「ミルキィローズって知ってる?」

 海戸園の大平憲太郎さんが青いバラを作ったのは、そのひと言がきっかけだった。ミルキィローズとは、人気アニメ『Yes!プリキュア5GoGo!』に登場し、青いバラを使って変身するキャラクター。同商店街内の知人から、「孫が(そのキャラクターが好きで)青いバラを見たいって言うから、もしあったら仕入れてほしい」と依頼されたのは昨年10月末だった。

試作は約1カ月

 青いバラは、サントリーホールディングス(株)が開発したことで知られるが、自然の物ではないため、「高額で時間がかかるんです」と太平さん。頼まれたからにはすぐにでも見せてあげたいと考えた大平さんは、これまでも使っていた白いカーネーションを染める方法で挑戦した。

 「アニメも見たことなかったんで、録画して研究して。ただお孫さんに見せてあげたいという思いだけでした」。染料の量、バラの品種など何通りも試作を繰り返し、納得したものができたのは1カ月後だった。「幼稚園でも人気者になれたみたいで、作ってよかった」と笑みを浮かべる。

反響良く 商品に

 「青い色は合わせづらいので、花屋では扱いにくいとされているんです」。だが、試作してうまくできたバラを店頭に並べたところ、思わぬ反響がでた。通りがかりの人から、「珍しい」と評判を呼び、ドライフラワーにした人もいたという。

 しかし、そんな密かな人気の中、今年2月に同アニメ番組が終了。大平さんは生産を止めようとしたが、商店街の仲間から「面白いからもっと宣伝してみれば」とアドバイスされ、商品として販売することに踏み切った。「あそこに行けば青いバラがある。そんなネタの一つになって、誰かが喜んでくれれば嬉しい」と大平さんは話す。

 値段は白いバラの仕入れ値によって変動。問い合わせは、海戸園(電話045・511・2464)へ。

鶴見区版一覧へ戻る