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2010年1月22日号
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綱島街道拡幅計画
汚染物質の処理始まる
掘削し再生砂を埋めて対応
 
処理対策現場(左は綱島街道。
市ノ坪交差点方面)
 

 中原区新丸子東3丁目、綱島街道(東京丸子横浜線)の道路拡幅用地から特定有害物質が検出された件で、1月18日から汚染土壌の処理対策工事が始まった。7月末までには終了する見込み。

 処理対象となる特定有害物質は「テトラクロロエチレン」と鉛及びその化合物の「溶出」、「含有」。平成18年から数回にわたり行った検査の最終結果でそれぞれ指定基準の1.7倍、1.2〜21倍、1.06〜8倍の数値を示した。テトラクロロエチレンは、以前は油などを溶かす洗浄のための「溶剤」として使われてきた揮発性有機化合物で、発がん性のある物質とされている。だが、長年触れ続けたり摂取し続けない限り「急に影響が出るものではなく、土中に含まれるものを適正に処理すれば問題はない」と市環境局環境対策課は話す。

 建設局土木建設部によれば混入理由の特定には至っていないとのこと。現場は市が民間から買取った土地で、購入後の検査で有害物質が検出された。市は処理費用を想定し、減額した上で用地を買収しているという。処理費用は9,000万円程を予定している。

 近隣の町会や商業施設にはすでに説明を済ませ、18日から掘削作業を始めた。汚染土壌の処理面積は1,026.9平方メートル。表層から最大4.5mまで掘削し搬出、熱処理を加えて汚染物質を除去する。処理した土は戻さずに、コンクリートを破砕して作った「再生砂」を埋めて対応する。

 現場で工事の監理を行う齊藤裕幸さんは「地下水の調査でも影響はなく、土が湿って粉塵が出にくいので作業もマスクを使っていないほど。運搬時はシートをかけたり、散水するなど充分な対処を想定しているので問題ない」と安全性を訴えた。なお、これによる道路拡幅計画のスケジュールに関しても影響はないという。道路拡幅工事の完成は平成23年度を予定。

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