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川崎市は11月14日、幸区新川崎の慶應義塾大学新川崎キャンパスで慶應大学との連携協力に関する基本協定を結んだ。同協定を軸に産官学共同研究の連携を図り、先端技術の研究開発を行っていく。今後はものづくり産業の活性化を進めるため、新川崎・創造のもり計画を推進していく方針。
式典には阿部孝夫市長をはじめ、慶応大学の清家篤塾長ら関係者が出席した。
阿部市長は「再生医療の研究や電気自動車の開発などものづくり産業の活性化につなげ、包括的な連携体制を築いていく」と話した。
市はこれまで産業界と行政、大学の産官学が連携しながら新技術や産業を創造する研究開発拠点「新川崎・創造のもり」計画を進めてきた。
両者は1999年、同計画を進めるため、当面10年間の協力協定を締結した。翌年には先端的な産官学共同研究を担う施設として慶應義塾大学新川崎タウンキャンパス、通称「K2(ケイスクエア)タウンキャンパス」を設立し、14の研究を進めてきた。電気自動車「エリーカ」の開発や遠隔医療技術の研究などはその一つ。
03年には企業育成や新事業分野への進出を支援し、地域経済の活性化を促進するため「かわさき新産業創造センター(KBIC)」を新川崎・創造のもりの隣接地に開設し、人材育成や企業支援に努めてきた。
今回の協定締結で包括的な連携を図る一方、先端医療技術をはじめとした産官学研究を継続する方針。
今後、両者は平成22年3月を目標にK2タウンキャンパスを拠点に地域産学官による協力体制を図り、新川崎・創造のもり計画の事業推進を連携していく。 |